無償資金協力(文化財保存、医療サービス及び航行の安全の強化)の署名について

令和5年4月27日
署名の様子
左から、田中JICA理事長、トカチェンコ外相、渡邊大使、マラペ首相
 4月20日、渡邊大使は、田中JICA理事長及びマラペ首相の立会いの下、トカチェンコPNG外務大臣と以下の無償資金協力3件を実施するための書簡の交換を行いました。
 
1 令和4年度対パプアニューギニア一般文化無償資金協力「パプアニューギニア国立美術博物館におけるデジタル化機材整備計画」
 JICAを通じてPNG国立美術博物館のデジタル化機材及び設備を改善する事業(72.6百万円)で、文化財を長期保存するとともに教材として活用されます。
 
2 令和4年度対パプアニューギニア無償資金協力「経済社会開発計画」
 医療コンテナ及び医療機材(2.5億円)を供与し、地方医療サービスのアクセス及び質の強化を目指します。
 
3 令和元年度対パプアニューギニア無償資金協力「経済社会開発計画」
 2020年6月に書簡を交換した航行の安全のための救助艇及び通信機器の供与(10億円)について、昨今の物価上昇に伴い資金不足が生じたため、追加贈与(1.86億円)を行いました。
 
 以上3事業が、日本とPNGの協力、更に日本とPNGの人々及び政府の友好関係の強化に貢献することが期待されます。