大使からの挨拶

2020/1/1
中原邦之大使
皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年(2019年)12月19日にパプアニューギニアに日本国大使として着任いたしました中原邦之(なかはら・くにゆき)です。
 
日本とパプアニューギニアは,1975年に外交関係を樹立しましたが,人々の交流は100年以上の長い歴史を有しており,パプアニューギニアには数は少ないながらも今でも日本名を名乗る日系人の方もおられます。パプアニューギニアは先の大戦において激戦地となった地で、今なおおよそ10万人の日本人戦没者の遺骨が未収容ですが、パプアニューギニア政府の協力の下、日本政府は地道な粘り強い収容活動を継続しています。
 
我が国はパプアニューギニアが1975年に独立する1年前から経済協力を開始し、これまで技術協力や無償・有償援助を通じてパプアニューギニアの経済基盤の整備に大きく貢献してきました。2016年までの援助総額は1,880億円にのぼり、2017年までに日本での技術研修プログラムに参加したパプアニューギニア人は4,281人、日本から当地に派遣した専門家総数は1,132人、さらに2019年までに当地に派遣されたJICAボランティア隊員総数は780人と、人と人のつながりも大変幅広いものになっております。
 
本年は,東京オリンピック・パラリンピックの年です。福岡県の柳川市、みやこ市、みやこ町、築上町がパプアニューギニアを含めた島嶼国の代表選手をホストタウンとして受け入れてくださる予定であり、温かい交流エピソードがたくさん生まれることを願っております。
 
このような中で,これまで築かれてきた両国間の友好協力関係を大切にしつつ,両国関係の一層の発展に邁進したいと考えております。皆様からのご支援、ご協力を宜しくお願い申し上げます。
 
パプアニューギニア独立国駐箚特命全権大使
中原 邦之