令和2年度第三次補正予算「新型コロナウイルスの影響緩和支援」(UNICEFによる給水・衛生施設)の引渡式について

令和4年3月28日
生徒代表から記念品の贈呈
水タンクとソーラー・ポンプ施設
学校に8つのトイレを設置
 2022年3月24日、渡邊大使はセントラル州リゴ地区にあるボレガイナ村において、我が国がUNICEFに委託して設置した大型水タンク2基、井戸、ソーラー発電による揚水機、ボレガイナ・プライマリー学校内の中型水タンク1基、トイレ8室等の引渡式に出席しました。
 引渡式において、ユニセフ関係者や地元政府関係者から、「日本の支援によりセントラル州の25の村に井戸を掘り、水タンクを設置できた。」「本事業によりボレガイナ村だけで4200人の村民が裨益する。」「これまでのように3.5キロメートル先の川まで水を汲みにいかなくてすむようになった。」等の発言がありました。生徒代表は、「日本とユニセフのおかげで、手を洗うことを知り、トイレットペーパーを使うことを知りました。」と述べました。
 渡邊大使は「保健分野を改善するためのPNGの努力を支援できることは日本政府として喜ばしい。当地域の人々の生活を変える大きな出来事を自分の目でみることができ嬉しい。」と述べました。
 この式典は、新聞・TV局計4社から報道関係者が参加した「プレス・ツアー」のプログラムの一部として開催されました。参加した報道関係者は村人や生徒、ユニセフ関係者に対するインタビュー等の取材を行いました。