無償資金協力「ニューブリテン国道橋梁架け替え計画」

令和元年7月5日
アウン橋でのテープカット
カピウラ橋はPNGで2番目の長さ
アウム橋及びカピウラ橋は西ニューブリテン州と東ニューブリテン州を結ぶ幹線道路上に位置し,パームオイルや農産物の輸送や住民の生活道として重要な橋梁ですが,長年の洪水による損傷と老朽化により車両と住民の通行に危険な状態になっていました。
本事業により,日本の無償援助で2橋梁が架け替えられ,車両と住民の安全な通行が確保されました。プレス一行は完成した2橋梁を視察すると共に引き渡し式を取材しました。
政府関係者及び地域住民からは,大型車両の通行が可能になることで地元経済の発展が促進され,また,住民生活の様々な分野への波及効果に対する大きな期待が寄せられました。今後長く,この2橋梁が日本とPNGの友好関係の象徴として地元のために役立っていくことが期待されます。
なお,引き渡し式は,日本側から中嶋敏駐PNG大使,遠山隆司JICA当国事務所長,波多野秀美・大日本土木(株)執行役員兼海外支店長他,PNG側からサシンドラン・ムトゥベル公営企業大臣,フランシス・マニケ西ニューブリテン州知事,ロイ・ムームー運輸省次官,デイビット・ウエレ公共事業省次官等多数が出席し,地元住民も約1,500人が集まり,盛大に開催されました。