ラム系統送電網強化事業の起工式

平成31年3月14日

ラム系統送電網強化事業の起工式

スピーチする中嶋大使
鍬入れ式
3月13(水)、中嶋大使は、モロベ州マーカム地区シンシン変電所建設予定地で行われたラム系統送電網強化事業の起工式に出席しました。
 
式典にはサム・バシル通信情報技術・エネルギー大臣に加え、モロベ州選出の国会議員2名、ジョー・カパ国家計画省副次官、ピーター・ヌピリPNG電力公社会長や遠山峰司JICAパプアニューギニア事務所長など多数の関係者が出席しました。式典会場は、1,000名を超える地元民に取り囲まれ、熱狂に包まれました。
 
バシル大臣はスピーチの中で、プロジェクトがモロベ州の住民生活向上と産業発展に大きく寄与すると紹介すると共に、日本のこれまでのパプアニューギニアへの数々の支援に謝意を述べました。
 
中嶋大使はスピーチの中で、本プロジェクトがレイ市や周辺の住民の生活改善のみならず、レイ市周辺の産業の発展とPNG経済全体の発展に寄与するものであり、更に昨年11月のAPEC首脳会議でPNG、日本、オーストラリア、米国、ニュージーランドの間で署名されたPNG電化パートナーシップに大きく貢献するプロジェクトであると述べました。